Qスイッチルビー 治療の流れ

ルビーレーザーとは

ルビーレーザー照射

日光性の色素斑(シミ)はもちろんの事、大田母斑(青あざ)や蒙古斑等(茶アザ)にも強力に威力を発揮する、医療用強力シミ取りレーザーです。藤沢美容外科クリニックでは2007年5月に発売された最新型の「The Ruby Z1」を導入しました。ダウンタイムのないEライトでお顔全体のシミを大まかに取り、最後にとりきれない頑固なシミをThe Ruby Z1で取り除く、最高クラスのコンビネーション治療が可能になりました。もちろんEライトあるいはRuby Z1の単独治療も可能です。最先端のレーザー技術で、シミのない素肌をご実感下さい。

メラニン選択性の高い波長

メラニン選択性の高い波長

Selective Photothermolysisによると、レーザーで色素性皮膚疾患を治療する際に、メラニン色素と酸化ヘモグロビンとの光吸収の差が大きい波長領域を使用することで選択的な治療が可能になるとされています。光の波長吸収特性ではルビーレーザー光の波長(694nm)ふきんは酸化ヘモグロビンへの吸収が非常に低く、メラニンにおける吸収が高いレベルにあることがわかります。
メラニンへの光吸収は短波長になるにつれ高くなりますが、血管にも強く吸収されるため、真皮深層へ十分に届かず、毛細血管を破壊して市販を生じることもあります。一方アレキサンドライト(755nm)やYAG(1064nm)の波長は、メラニン吸収がルビーより少なくなるため、メラニンの薄い病変部には吸収されにくくなります。さらに、波長域は酸化ヘモグロビンにも吸収されるため、血管にダメージをあたえ、出血することもあります。波長選択においてルビーの波長は波長領域の中心であり、Selective Photothermolysisの第一原理に完全合致するため、メラニン顆粒を最も選択的に破壊し周囲組織へダメージを最小限にして、色調の薄い病変でも鋭い反応性を持つことができるのです。

Qスイッチモードorノーマルモード

The Ruby Z1は深在性、表在性、病変部位の状態に合わせてQスイッチとノーマルパルスの照射時間を選択することが可能です。Qスイッチモードでは深在性色素疾患への高い効果と深達性を実現します。ノーマルパルスモードでは表在性色素疾患への鋭い反応性が生じます。

 

Qスイッチモード

 

ルビーレーザーの光エネルギーは、組織中のメラニン顆粒に選択的に吸収されて熱に変わります。この時、Qスイッチモードのパルス幅20nsecは、メラニン顆粒の熱緩和時間50nsecよりも短いため、メラニン顆粒が周囲に熱を放出する前に破壊します。The Ruby Z1は、1990年代にRox R Andersonらが設計したスペック25nsecよりも5nsec短くする事に成功しました。照射時間が、メラニン顆粒の熱緩和時間より短ければ短い程、周囲組織に放熱する熱量が小さくなり、より効率的に治療の選択性が上がります。また、同じエネルギー量(J/cm2)では、25nsecよりも20nsecの方がピークパワー(光の強度)は25%高くなります。The Ruby Z1のQスイッチモードは、真皮メラノサイトーシスや、刺青などの治療時に、強力なレーザー光で深部のメラニン顆粒を確実に破壊します。この時、同時に発生するAcousutic Shock Wave(衝撃波)によって、メラノサイトも損傷するため再発しないとされています。また、真皮内で破壊されたメラニン顆粒は粉々になるため、マクロファージに貪食されることで、次第に色素が消退していきます。

ノーマルパルスモード

ルビーレーザーでは照射時間を200μsecのノーマルパルスに設定すると、表皮が選択的にか皮化させることが出来ます。これは照射時間がメラニン顆粒の熱緩和時間より長く、表皮の熱緩和時間より短いからであり、またQスイッチに比べるとピークパワーの低い弱い光だからです。メラニン顆粒に吸収されたレーザーエネルギーは熱に変わり、メラニンからの放熱により周囲組織に熱が伝わり、全体の温度が上昇します。200μsecの照射時間は表皮の熱緩和時間3〜10msecより十分に短く、熱伝導は表皮に留まるため、表皮はタンパク変性が起こりますが、真皮層への損傷は最小限に抑えられます。これによって表在性色素疾患を含む表皮は壊死し、か皮として脱落するため、加齢性色素斑や日光性色素斑等の症例に対し真皮にダメージを与えず、炎症反応の少ない治療が可能になります。Qスイッチモードに比べて、マイルドな治療なので炎症後色素沈着の発生が少なくなり、患者様満足度の高い治療が実現できます。扁平母斑や表皮母斑等の再発しやすいとされる症例に対しては、Qスイッチとのコンビネーションが有効という報告があります。

The Ruby Z1と他のルビーレーザーの違い

The Ruby Z1は非常に高いピークパワーを安定してできるように設計されています。強力なエネルギーは皮膚の深部へ到達し深在性の色素性皮膚疾患に高い反応性を示します。

The Ruby Z1と他のルビーレーザーの違い1

カライドスコープ(特許取得)によって、正確な多角形スポットに均等な強度のエネルギーを与える事が出来るため、円形スポットでの照射漏れや重ね射ちによる色素脱失等の治療ムラがなくなり、確実な治療成績が得られます。

The Ruby Z1と他のルビーレーザーの違い2

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